皆様、お世話になっております。
本日は2020年4月入社の新入社員の研修風景をお伝えします。
4月1日の入社式以来、新入社員3名は研修に励んでいます。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、当初予定していたスケジュールとは異なるなか、一生懸命に過ごしてきました。
現在は、富山県技術専門学院様にお世話になり、午前中の座学と午後からの実習によって、金属に関する基礎知識・技術を習得すべく頑張っています。
実習の時間にお邪魔したので、その様子をお伝えします。
当日の実習は「溶接」の授業でした。
2班に分かれて、「半自動溶接」と「被覆アーク溶接」を行っていました。
半自動溶接の様子。コンチネンタルにおいても、お馴染みの溶接です。
これまでにも少しだけ触れていましたが、いよいよ本格的にスタートしたそうです。
先生にアドバイスをもらいながら、感覚を掴もうと必死でした。
感想を聞いたところ、「楽しい」とのお返事。
こちらは「被覆アーク溶接」の様子。当社でも時々使用する溶接です。
久しぶりに行うとのことで、勘を取り戻すために練習中でした。
今回の目標は、「裏波溶接」を行うことだそうです。
これまでに実習で製作してきた課題についても、紹介いただきました。
まずは、被覆アーク溶接における製作課題。
水圧検査を行い、過去最高となる7.5MPaを記録したとのことで先生もびっくりされたそう。
次に、手作業でやすりがけを行った課題。
3名全員が、“今までで一番大変だった作業”と答える作業です。
各々が好きな形に削ったそうで、こけしや野菜など形は様々です。
最後は、直近の課題であった構造物鉄工。約2週間かけて作成しました。
製図に始まり、ガス切断や穴あけ、溶接など数多くの工程を経て完成しており、達成感もあったのではないかと思います。
約3ヶ月間で色々なことができるようになっていることに、嬉しく思うとともに羨ましくも感じます。
帰社後は恒例?の常務への報告会です。
趣向を凝らして現在は「チームワークで発表」というテーマが与えられています。
3名が協力し、相談しあいながら発表に備えています。
報告会が始まった4月当初に比べると、とても分かりやすい発表になり、常務もご満悦かもしれません。
遊び心を持った作品も作っています。
当初はサッカーボールが2つでしたが、いつの間にか雪だるまになったそうです。
実はきちんと目や口も付いているんですよ。
こういった研修を本年は9月初旬まで受け、その後は現場の4工程を2ヶ月ずつ経験します。
3名とも素直さを持ち、実直に頑張ってくれています。
入社から3ヶ月間経過したところですが、各々楽しく過ごされているそうで、とても嬉しく思います。
今後も怪我だけには気を付けて、変わらずに頑張っていってほしいです。