皆様、いつもお世話になっております。
まだまだ暑い日が続きますが、お元気ですか。
気温の高さから、いつもの倍、体力が消耗されるような気がします。
休憩をしっかりとって、熱中症に気を付けていきましょう。
さて、8月10日、富山信用金庫の皆様に来社いただき、会社見学研修会を実施しました。
その様子をお伝えしていきます。
まず初めに、富山信用金庫の白川営業推進部長より挨拶をいただき、その後当社社長が会社説明を実施しました。
会社概要や板金技術、IT活用、コンチネンタル生産システムなどについて説明しました。
次に、工場見学です。
社長班と下村製造部長班の2グループに分かれてスタートしました。
各工程を「SUS製のサイコロの製作実演」を行いながら回ります。
まずは、立山工場のブランク工程。「抜き工程」とも呼ばれています。
機械を用いて、鋼板をサイコロの形状に切断加工していきます。
次に、機械加工班です。
鋼材に穴をあけたり、タップ加工等をする工程です。
ここで本社工場へと移動し、「曲げ」と呼ばれるプレス工程へ移ります。
立山工場で、切り抜いた板をサイコロ形状に曲げていきます。
鋼板が次々と曲げられていく様子に、思わず見入ってしまいます。
最後は溶接工程です。
曲げた鋼板を溶接でくっつけて、最終製品にしていく工程です。
サイコロの辺と辺を溶接で、くっつけました。
SUS材であれば、この後、焼け取りを行う洗浄工程に移ります。
今回は時間の都合上、洗浄工程まで回ることはできませんでしたが、あらかじめ用意しておいた完成品を皆様にご覧いただきました。
富山信用金庫様のイメージキャラクター、「とみたん」が切り抜かれたサイコロはとてもキュートな仕上がりに。
また、真空チャンバーも実際にご覧いただきました。
入り組んだ内部の溶接に、皆様驚かれていました。
工場見学を終えて、質疑応答の時間となりました。
「原材料高騰への対応」、「少量多品種生産」、「リバースエンジニアリング」等について、本当にたくさんの質問をいただきました。
以上で、会社見学研修会は終了となりました。
富山信用金庫様の皆様の業務に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
また、当社では、今後一般の方向けのオープンファクトリーを検討しております。
名称を「てつラボ」(仮)としており、今回はそのプレスタートを兼ねています。
今回の会社見学研修会を通して、様々な改善点等を見つけることができました。
富山信用金庫の皆様、このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
皆様方につきましても、「てつラボ」(仮)の続報を楽しみにお待ちください。