BLOG

  • 社員研修
  • 2020.09.09
「新入社員研修発表会 2020.09」

皆様、お世話になっております。

台風も過ぎ、熱さも少しだけ和らいだ気がします。

依然30℃を超える日は多いものの、ようやく秋に近づいているのでしょうか。

 

さて、新入社員3名が5ヶ月間の新入社員研修を終えたため、その成果発表会を9月7日に実施しました。

発表テーマは昨年同様「自由」としましたが、今年は一つ必須項目を設けました。

それは研修全体を通じて感じたことを「四字熟語」で表すことでした。

毎日の常務への報告会で行っていた、“当日の出来事、感じたことを四字熟語で表す”という課題の集大成です。

それでは当日の様子お伝えしていきます。

 

当日は発表会開始の16時までは、発表の準備と練習に励みました。

3名が順次発表の練習を行い、“良かった点”、“もう少しこうすれば良い点”など、お互いにアドバイスを送りました。

発表の練習も大事ですが、お互いにアドバイスするというのも貴重な経験です。

IMG_1921

 

そうして定刻の16時となりました。

社長以下役職者に加え、昨年入社した2年目の社員が参加しました。

このご時世ですので、換気やマスク、お互いの距離には十分注意しています。

 

まず初めに専務の挨拶です。

「新型コロナウイルスの影響もあり、予定が狂ってしまいましたが、この5ヶ月間よく頑張られました。その成果発表を楽しみにしています。」

IMG_1926

 

一人目の発表は「研修で学んだこと」と題して始まりました。

この5ヶ月の間、一番多く時間を費やした「溶接」に重きを置き、実際に溶接した課題などについて、写真を交えての発表を行いました。

トップバッターということもあり、出だしは緊張気味でしたが、ハッキリとした発表で分かりやすいものでした。


IMG_E1949

 

四字熟語は「繰改行良」とし「繰り返し改善を考え、それを行うことでより良いものにしていく」という意味だそうです。

研修では試行錯誤を繰り返し、その大切さをより実感できたとのことでした。

今後の目標である“学んだ知識、経験を無駄にせずに、活かせるようにしたい”という思いを持ち、OJT研修に向かってほしいと思います。

IMG_E1948

 

二人目の発表は「技術専門学院で学んだこと」と題して始まりました。

学校での目標は、“自分が納得できるような溶接が出来るようになる”、“「どうして」「何で」など疑問になったことはすぐ聞く”の2つ。

2つの目標に向けて、意識を持って毎日を過ごしていたように思います。

IMG_E1946

 

四字熟語は「不技時活」とし「初めてのことばかりで不安だったが、技術や知識を学び、今後は学校での時間を無駄にしないように、学んだことを活用していきたい」という意味だそうです。

今後は“現場のことを知り、物事の判断や行動が出来る技術者になる”ことが目標です。

一朝一夕に叶えることは難しいですが、この目標を持ち続けてほしいと思います。


IMG_E1947

 

三人目(事務職)の発表は「学び伸ばして新たな自分へ」と題して始まりました。

コンチネンタルで働く上での目標とした“製造現場を理解できる「スーパー事務」になる”ために、学校での目標は“知識や技術を身に付ける”、“経験をする”という2つに決めました。

学んだり、実習した中で、楽しかったことや失敗したこと、嬉しかったことを交えて発表しました。

IMG_E1945

 

四字熟語は「凡得更登」とし「平凡な短大生であった自分が、溶接などの知識を得ることで、新たにレベルアップ!」できたという意味だそうです。

これまでカフェやお買物が楽しかったそうですが、研修期間の未知の経験もまた楽しかったそうです。

この経験を生かして目標である「スーパー事務」という人材に成長していってください。


IMG_E1943

 

最後に社長から講評をいただきました。

「この5ヶ月間で得たなかで一番大事なものは“気づき”であったと思います。これまで通っていた学校とものづくりの世界との違いを実感されたのではないでしょうか。また、新入社員の3名はもちろん、2年目の3名にとっても新しい刺激となったと思います。若い皆さんのこれからに大いに期待しています。」

コンチネンタルを支えていく、これからの若い力へのエールだったように思います。


IMG_1935

 

これにて長いようで短かった、5ヶ月間の研修を終えました。

9月8日よりプレス、機械加工、管理棟に散らばって、OJT研修を実施していきます。

これから楽しいことも、辛いこともたくさんあると思います。

そのなかでぜひ、「一人前の社会人」かつ「一人鉄工所」、「スーパー事務」という人材に成長していってほしいと思います。

一緒に頑張っていきましょう。

アーカイブ