皆様、お世話になっております。
長い方では9連休となるGWも中間地点となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、当社では昨年10月から半年間に渡り、タナベ経営様の力をお借りし、社員研修を行ってきました。
概要としては、中堅社員と若手社員がペアとなり、課題を掲げて解決を目指していくものです。
今回は、「シナジー研修」と称して、3組6名が活動に取り組みました。
シナジーとは相乗効果のことで、中堅と若手が一緒になって活動することでより一層の効果を上げることを目的としているそうです。
その活動の成果発表会が開催されました。
ZEROでは、不具合ゼロを解決課題として活動してきました。
毎月約3,500種類の製品が現場を流れていく当社では、「不具合」の解消が長年の課題となっています。
社外不具合だけではなく、社内不良をゼロにすることを目標とし、現状把握から解決策までを発表しました。
タイムスでは、リードタイム5%削減を解決課題として活動。
製造業ではリードタイムの削減は永遠のテーマであろうと思います。
そんな永遠のテーマに挑みました。
要望書やアンケートを利用し、会社全体を巻き込み活動を行いました。
具体的な数値を用いた発表によるとかなりの成果があったようです。
アソートでは、そろっていないを無くすをテーマとしました。
数多くの仕掛品が現場を回っているため、部品が揃わないことがこれまでは多くありました。
現在の製造フローを明確にし、製造一課・二課それぞれから改善提案書を受け付けることで、現状把握から課題解決に取り組みました。
今回の取り組みにより、揃っていないということはかなり削減されたようです。
各チームの活動報告後には、本研修講師であるタナベ経営の林崎先生からお言葉を頂戴しました。
そのなかでも「無極」という言葉が印象に残っています。
何ごとも「極まることは無い」との意で、今後も継続して改善であったり課題解決を念頭におき、業務を行っていく必要があるとのことでした。
最後に、当社社長から労いと賛辞の言葉が送られ、今回の研修は終了となりました。