皆様、お世話になっております。
気づけば11月も最後の週になりました。
タイヤ交換等、冬支度を万全に年末を迎えましょう。
さて、先日、バイクのパーツの作成依頼をいただきました。
ご依頼のあったパーツは、カーボン製で現在は販売を停止しているそうです。
そのため今回は、このパーツをアルミで製作しました。
ちなみにバイクの車種は「KAWASAKI GPZ900R」1991年式(A8)です。
製作したパーツは、この「Ninja」と書かれたプレート部分です。
当社では、2つの加工方法で製作しました。
1つ目は、マシニングセンタでの切削を行ったものです。
2つ目は、レーザー溶接とスポット溶接で製作したものです。
上の黒い部品は、実物です。
これらの加工を行う前に、3Dスキャナで実物をスキャンし、製品のデータ化を行います。
そしてそのデータから作成した図面を基に、実際に製作を行います。
カーボン製のパーツからアルミ製のパーツを製作するという、「異素材のリバースエンジニアリング」となりました。コンチネンタルの新たな一歩になったかもしれません。
今回、ご依頼いただきましたお客様、ありがとうございました。
当社インスタグラムでも紹介しています。よろしければぜひご覧ください。