皆様、お世話になっております。
早くも今年も8月となりました、来年の今頃は東京オリンピックですね。
まだまだだと思っていましたが、開催まで1年を切ったそうです。楽しみですね。
さて、新入社員3名が4ヶ月間の新入社員研修を終えたため、その成果発表会を7月31日に実施しました。
発表テーマは「自由」としたため、彼らにとっては一番難しい発表になったかもしれません。
当日の様子をお伝えしていきます。
当日午前は安全講習や社内の仕事の流れ、OJT研修の概要について、下村課長・中田課長の方から社内研修がありました。
これまでとは違い、コンチネンタルの現場に即した内容となっています。
3名とも真剣に聞いていましたが、発表への不安が頭の中にはあったようです。
この後、発表会開始の15時までは最後の準備に充てることにしました。
そうして定刻の15時。
社長以下主任以上の役職者に希望者を加えた18名を前に発表会は開始となりました。
まず初めに専務の挨拶。3名のこれからへの期待や、会社として人材育成に力を入れていく理由などのお話しがありました。
一人目の発表は「4か月間で学んだこと」と題して始まりました。
富山県技術専門学院様で得た知識・技術と、自らが学んだこと・成長したことを主に発表しました。
「コミュニケーションが少し苦手」と感じていたようですが、この4ヶ月間の常務への発表のおかげで、少し成長できたとのことです。
練習の成果でしょうか。抑揚をつけた発表で、とても分かりやすいものでした。
二人目の発表は「新人社員研修報告」と題して始まりました。
「基礎知識」「問題解決力」「コミュニケーション能力」の3つを研修目標とした結果、「全体を俯瞰する」ことの重要さに気付いたとのことです。
「全体を考えられる人になりたい」、「周りを見渡せる人になりたい」という思いは今後も忘れずにいてほしいです。
なかなか難しいことではありますが、とても大事なことだと思います。
三人目の発表は「どんな私になっていくのか」と題して始まりました。
『「深い知識を得るには知識」が必要、だから 「学ぶことに貪欲な人」になりたい』という考えは、それ自体が貪欲でとてもすごいことだと感じます。
「考える」と「悩む」の差がゴールの有無という発表も、なるほどと思わされました。
次の8ヶ月の目標は「来年の新入社員が困るくらいハードルを高くする」とのこと。
ぜひとも達成してほしいと思います。
サプライズとして常務とともに花束をいただきました。
気を使わせましたね、ありがとうございます。
最後に社長から講評をいただきました。
各々の発表の特徴を捉え、「ものづくりの工夫」「全体を見る大切さ」「知識」についてお話しされました。
3名への期待と、これからの大変さを伝えられた講評となりました。
これにて長いようで短かった、4ヶ月間の研修を終えました。
8月1日からブランク、プレス、機械加工の行程に散らばって、OJT研修を実施しています。
悪戦苦闘の日々ですが、「時間が経つのが早い」とのことです。
ぜひこれから「一人鉄工所」ができるくらいの職人になっていってほしいです。